社長の決意表明

社長の決意表明

テンポスグループ
1000億企業に向けて

1997年の創業以来、「大手の荒波を受ける中小零細の防波堤になる」という方針のもと、中古厨房機器販売で会社を拡大してまいりました。
しかし、リサイクル業という仕事柄、閉店する店を数多く見てきて分かったことは、飲食店の多くは荒波を受けて閉店するより、生存する力が弱まり閉店していることが多いことです。
外食産業の5年後の生存率は45%、居酒屋、ラーメン屋にいたっては3年で70%が閉店しています。そのため、これからのテンポスは、予防医学と同じように商売が立ち行かなくならないように飲食店を応援する事業に軸足を移します。

数字に基づく効率経営の観点と、顧客満足の観点から飲食店を診断し、飲食店に合わせたサポートを行います。このサポートを包括して「Dr.テンポス(ドクターテンポス)」といいます。
「Dr.テンポス」として飲食店を応援するために、現在、社員263名は1人当たり年間240時間の研修を受けていますが、2021年からこの研修を400時間に増やしドクター養成に注力してまいります。

飲食店を応援する事業を拡大するにあたり、強みとなるのが厨房機器販売の物販事業です。物販事業は、総売上は217億円、内訳は実店舗63店の売上が166億円、直販営業による売上が29億円、ネット販売による売上が26億円です。これまで厨房機器販売で培ってきたノウハウやメリットがあることで、情報サービス事業が早い立ち上がりで展開できることがテンポスホールディングスの強みとなります。今後は物販と情報サービスを提供できる店舗を2023年時点63店舗から120店舗にしていきます。

各事業の拡大を図ると同時に、ソフトを提供する事業会社をターゲットにM&Aを行ってまいります。過去に飲食店経営のノウハウを得るために、売上30億円規模で買収した「ステーキのあさくま」も、2019年にジャスダックに上場しました。

創業当初から「1,000億企業」を目指してまいりましたが、今はテンポスグループにとって明治維新に匹敵する大改革のときです。「情報とサービスを提供すれば、物が売れる会社」を目指すと同時に、「Dr.テンポス」として、競争に負けて溺れていく中小飲食店の救助船になるべく、グループを挙げて革新への挑戦を続けてまいります。

以上、グループ総売上1,000億円に向けての決意表明とします。

2023年6月13日
株式会社テンポスホールディングス
代表取締役社長 森下篤史

YouTube 無法者篤史の経営漫談

相談:ダメな管理者がいます。どうすればいいですか?
森下:これは素晴らしい会社だよな、なぜなら・・・

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