重点施策

重点施策

新店オープン顧客の客単価を200万円へ

当社グループは2019年より物販だけでなく飲食店経営に役立つ情報とサービス「Dr(ドクター).テンポス」を提供することで、新店オープン顧客の獲得及び客単価アップを成長戦略に掲げております。なぜなら「テンポスバスターズ」の年間の来店客数635,000件のうち、新店オープン顧客数は26,000件とわずか4%ながら、テンポスバスターズの売上高の38%を占める成長性が見込める顧客層だからです。
新店オープンの客単価を引き上げていくために、下記に取り組みます。

飲食店舗の物件紹介

年間12,000件の買取依頼があることから、閉店する飲食店から撤退する物件情報を入手し、新店オープンを計画している飲食店1万人に情報を提供します。閉店物件と新規オープンしたいお客様をマッチングさせ、内装工事の受注、厨房機器一式の受注を獲得します。

飲食店舗の内装工事の元請け受注

これまで、飲食店は内装工事が決まった後にテンポスバスターズに来店していました。しかし、この段階から厨房機器一式を提案しても遅く、他社で決まっている場合が多いです。そのため客単価が上がらないという課題がありました。今後は、内装工事を提供し、飲食店開業の早い段階からお客を囲い込み、厨房機器一式の受注を増やします。内装工事の受注は1件当たり300万円を見込んでいますので、厨房機器や什器の総合受注に加えて内装工事を受注することで、さらに客単価を押し上げる考えです。

従業員263名のドクター化戦略

従業員263名を「ドクター」に育成します。厨房機器の営業マンが、飲食店の経営支援を応援する「ドクター」になることで、お客様から信頼して頂き、情報・サービスを提供して自然と物をご購入頂ける形を目指します。

閉店情報の有効活用〈新店オープン支援に繋げる〉

今、飲食店では居抜き物件を使った開業が主流となりつつあります。そのため、弊社への買取依頼の中には「新店オープンするから、居抜き物件に残っていた前オーナーの厨房機器を処分して欲しい」という依頼があります。その際は、買取だけでなく、新店に必要な販促サービス等も提案し、総合受注に繋げる営業活動を行います。

新店オープン顧客から、内装工事受注で客単価300万円、総合受注で300万円、計600万円を受注する計算になるが、そうは問屋が卸さないので、まずは客単価25万円から200万円にすることを目指す。

中古厨房業界で圧倒的1位を確立する

Dr.テンポス事業を確立していくと同時に、中古厨房業界で圧倒的1位を確立していきます。
そのために下記の2つに取り組みます。

テンポスバスターズ120店舗構想

毎年、既存の店舗数に対して10%ずつ、現在59店舗ですので来期は6店舗、その次は7店舗というように、M&Aの出店も含めて10年で120店舗体制を目指します。

中古厨房会社のM&A戦略

国内には競合会社が120社程あります。地域毎に資本業務提携をする等して、中古厨房業界の完全制覇を目指します。

Dr.テンポス事業を加速させる

情報サービス事業の成長の核である飲食店経営支援「Dr.テンポス」においては、提供しているサービスの多くは他社サービスの代行業務であり、自社サービスの開発が課題となっております。そのような中で2023年夏に全国のB級グルメの飲食店10万店を紹介するメディア「テンポススター」を立ち上げます。日本語と英語、中国語などのサイトを作り、訪日客に日本のB級グルメ情報を発信することで、テンポススターに登録する飲食店へ消費者を送客します。また「テンポススター」に加盟した飲食店のQSC調査を行う「格付診断士」を1万人つくり、飲食店経営支援に活かす取り組みを開始します。他にも、「社食」サービスを新しく立ち上げます。法人の福利厚生として、地域の中小飲食店を「社員食堂」として利用してもらうサービスです。その他の経営支援として、新店オープン顧客の内、客単価200万円以上の飲食店には、年間12万円、月額1万円のフィーを頂き、コンサルティングサービスを提供し、飲食業界で生き延びるための応援を行っていきます。

M&A戦略で年商300億から400億へ

「物販事業」「情報・サービス事業」「飲食事業」の拡大と、それぞれの事業会社で、年商30億以上の会社や上場会社を対象にM&Aすることで、2年で年商300億から400億へと企業規模を拡大してまいります。