お知らせ2017年11月29日
オープンして3か月後に体調が悪くなる飲食店が多いので心配なんです。テンポスが9月から始めた『テンポドック』は、その後いかがですか?
はい、ご来店いただいたお客様全員にお声がけすること、これを徹底しています。すると、これまでと違って座って話す機会が増えました。
それって、大きな違いですか?
はい、そう思います。これまで立ち話だけだったのが、話をしていくと、「実は…」と切り出されるお客様もいらっしゃいます。
それで座って話すことに?
そうなんです。たいていは資金のこと、集客のことですね。思ったほど客数が伸びない、予定していなかった出費がかさんで資金が気になっている、そんな話をされる人もいます。
そんなことを話してくれるのですか?
飲食関係の方って、基本的に人と話をするのが好きなんだと思います。だから、特に新規開店のお客様にはできるだけ話を聞きたいんですが、オープン前はとにかく準備で忙しいし、オープン直後は何もしなくてもお客さんは来てくれますから、なかなか話ができる時間がとれないんです。
なるほど。では、いつ頃のタイミングで話をされるのですか?
そうですね。お店がオープンしてからだいたい3か月経つと、ようやく客足も落ち着いてくるので、話もしやすくなると思います。それと、開店から3か月後くらいに体調をくずすケースも多いんですよ。
体調ですか?そんなことまで心配するって本当のドクターじゃないですか?
ええ、まあ。やっぱり、オープン当初は気持ちの張りもあって頑張りすぎちゃうのかもしれません。それとオープン直後と違って客足が落ち着いてくると資金面、集客面が気になってくるんでしょう。
なるほど。それでオープンしてから3か月後なんですか。それでどんな話をするのですか?
まずは、オペレーション上の問題点を見つける意味で覆面調査をやらせてもらいます。それより集客が必要なら「満席FAX」のサービスを紹介しています。あとお店のハード面でしたら、看板、メニューブック、POP、案内を見直すようにしています。そしてSNS、インスタ対策などウェブ集客の相談を受けることが最近多くなりました。
そういうのって本当は、お店ができる前から考えてやっておかなければならないのでは?
そうですね、オープン当初はとにかく忙しいと思いますが、お店の実力を正確に知ることが大切です。これって病気と同じで、たとえば、2人に1人が癌にかかると言われても、自分は大丈夫だと考えているのと同じではないでしょうか。
なるほど、早期診断と治療が大切ということですね。あと、ドクターとして気を付けていることはありますか?
やっぱり、腕のいいドクターでありたいですね。「おれ、失敗しないので」と決め台詞を言えるようになりたいですね。地方は都会と違って、内装、不動産、酒屋、有線など商売人同士がつながっている関係上、噂はすぐに広まりますから。飲食店を開業している人たちから「ちょっと相談に乗ってほしいんだけど」とか「知り合いが店やってっから、話聞いてやって」とかお客様がお客を紹介してくださる、そういう頼りにされた時が一番うれしいです。
杉山俊介サブエリアマネージャーに興味を持たれた方は下記までご連絡ください。
【お問い合わせ先】
テンポスバスターズ静岡店
〒421-0131
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TEL:054-268-2160 FAX:054-268-2161
(取材、文・広報 谷口)