従業員の叫び
か弱い男と競争したって・・・

「申し分ない働きをしている」と言われる女性従業員の心のうち

POSシステムを販売する、テンポス情報館のある営業会議の日。こんなやり取りがされました。

森下社長

「小川部長よ、田野口さん(記事の主人公)の営業の動きはどうかね」

小川部長

「申し分ない働きをしてくれています」

この経緯から、「申し分ない女シリーズ」をテーマに取材せよ、と社長から指示を受けた広報担当の私は、早速、田野口さんに取材させてもらうことになりました。ちなみに、テンポス情報館はテンポスホールディングスの子会社で、年商7億ほどの会社です。

取材する人:広報 乙丸
取材受ける人:テンポス情報館 営業 田野口さん

営業 田野口さん

田野口さんは今、どんな仕事をしているんですか?

営業をメインに、社内の販促の仕事をしています。

先日、「申し分ない働きをしている」と会議で話題に上がったそうですが。

自分でも驚きました。ほんと恐縮です。自分では出来る営業マンだとは思っていないので・・・

販促の仕事を兼務しながら、営業でもしっかり数値を出してくれている、と小川部長が言っていましたよ。

そうだったんですか。そういって頂けると嬉しいですね。

ところで、3カ月前は、まだ販促専任で仕事をしていたと聞きました。

先日、社長との打ち合わせの中で、「この先どんな働き方をしていきたいか?」と聞かれた事があって、とっさに「営業がしたい」と答えたところ、じゃぁ、営業で頑張れ、と言ってくださったんです。それで今は、販促だけではなく、営業をメインに仕事をしているという形です。

何で、営業に戻りたいと思ったんですか?

ずっと、モヤモヤしていました。販促担当は私1人だったので手探りでやってきましたが、「本当にこれでいいのか?」と自信がなくて・・・。この「販促」を専任でやっていくには自分では力不足だなと感じていました。 そこで、大多数に対して何かを企画するという仕事よりも、もっと目の前のお客さま一人ひとりと向き合って提案する仕事がしたいと思い、営業に戻ることにしたんです。

営業 田野口さん

なるほど。そして、なぜか今は販促も営業もされているという。

そうですね。販促の仕事をセーブして、営業をしているという形です。どちらの仕事も「企画する」「伝える」という点では繋がっています。

社内でいろんな部署を経験しているんですね。

はい、いつも仕事に悩んでいるときに、「こんな仕事もあるけどやってみない?」「この仕事やっておくと役に立つと思うよ」と上司から声を掛けて頂くことが多く、その時々でチャレンジしてきました。

お話を聞いていると、「もっと出来るようになりたい」「今の自分を変えたい」そんな気持ちが伝わってきます。

友達から、「前向きだね」と言われることは多いですね。
何か新しい事をする時、分からない事だからけで大変なことも多かったですが、今はその経験全てが活きているなと感じています。

ありがとうございました。

広報:乙丸