お知らせ2023年12月19日

SDGs講演会に登壇しました

 2023年12月12日、大田区羽田イノベーションシティにて行われた「おおたSDGs未来都市の実現に向けて」のイベントに、SDGs実施企業として、テンポスホールディングスの取締役管理部長の森下和光が登壇いたしました。

東京都大田区は内閣府から2023年度の「SDGs未来都市」に選定されるとともに、その中で特に優れた先導的な取り組みを行う「自治体SDGsモデル事業」にも選出されております。
その中で、本イベントでは、SDGsの取り組みに活発な企業5社が登壇し、それぞれのSDGsの取り組みについて講演を行いました。

SDGs①

さて、ここからは森下の発表内容をご紹介します。
まず参加者に、
「皆さん、トイレットペーパーは1日何枚使っていますか?」
と投げかけました。続けて、
「トイレに行ったとき、必要も無いのにぐるぐるぐる紙を出して無駄遣いをしていませんか?」
と、ジェスチャーを交えながら話すという、他の登壇企業様とは異なるカラーで掴みはOKというところでスタートしました。

森下が伝えたかったことは、身近な生活の中で資源の無駄遣いをしていないか、それを意識することからSDGsは始まるのだということです。

SDGs②

次に、テンポスの本業であるリサイクル業についてお話しました。
テンポスバスターズは、1997年に中古厨房会社として創業しました。閉店した飲食店などから不要な厨房機器をはじめ、家具や食器、店内の装飾品までを買い取り、自社で修理再生して販売をしています。
私たちは、この修理・再生する仕事を「命を吹き込む仕事」と呼んでおります。それだけ意義のある仕事だと考えているからです

SDGs③

次に人材についてです。
テンポスは2005年に定年制を廃止しました。働く意欲のある人には年齢に関わらず働く場を提供するのが企業の使命であるという考えのもと、定年制を廃止しております。
現在、テンポスバスターズの3分の1が65歳以上の従業員です。

SDGs④

次に飲食店の永続的な経営支援の一環として取り組んでいるテンポスの事業についてお話しました。
飲食店は開業から5年で45%が閉店してしまう競争の厳しい業界です。

その中で、テンポスは飲食店様に「物を安く提供すること」「経営に役立つ情報を提供すること」、この2つを提供することで、「飲食店の5年後の生存率を9割に引き上げる」ことを目標に掲げております。

その中で、本イベントでは、飲食店の経営支援の一つとして、街社食「TCC」についてお話をしました。

SDGs⑤

街社食「TCC」とは、企業が近くの飲食店を「社員食堂」として使えるサービスです。
ランチの食事代を福利厚生として社員に提供したい企業様と、集客を図りたい飲食店様をテンポスが繋げます。

TCCを利用するのは、お店の近くに勤める企業の方々です。そのため、TCCをきっかけに利用してもらうことで、会社帰りや宴会での利用増加にも繋がりやすいといえます。

このように「TCC」のサービスを始め、テンポスでは、飲食店の永続的な経営支援として、集客や人材、効率経営支援など様々なサービスを提供しています。
今後も、中古厨房機器のリサイクル企業として出店拡大を図り、中古厨房のリサイクルにも力を入れるとともに、飲食店の経営支援を通して、SDGsの実現に向けて取り組んでまいります。

本イベントについて

【イベント名】
大田区・三井住友銀行連携企画
おおたSDGs未来都市の実現に向けて
~新産業を創造・発信するまち
地元企業からのリバースピッチ~

【共催企業】
大田区、公益財団法人 大田区産業振興協会、株式会社 三井住友銀行