ベンチャーテンポス2018年5月14日
試行錯誤ドクターテンポス課題は山積みドクターテンポス事業の進捗の指標として、覆面調査無料、テンポスジョブ掲載無料、ホームペー作成無料の3サービスの申し込み及び、店内で着座しての接客数を毎月公表しております。
1月~4月の結果は、覆面調査の申し込みが113件、テンポスジョブが1,044件、ホームページ作成は1,103件、着座数は5,505件でした。
そこで、今回、4月の申し込み件数で1位(大宮)、3位(川崎)を獲得した店舗の課長、出雲に、その取り組み内容について伺いました。
毎月、各サービスの申込件数を店舗別で集計。4月の獲得件数は大宮店・川崎店が上位にあがってきた。
-3サービスの申込獲得の伸び率が高いですね。
1ヵ月間、どんな取り組みをされましたか。
会員登録時にお客様が新規開業の方か、既に経営されている方かをヒアリングし、どちらかに合わせてお渡しする資料を分けてご案内をしていました。
新規開業者の方には、3サービス(覆面・ジョブ・HP)の資料と新規開業の流れ、申込書、その他開業に必要なサービスの資料をお渡しています。この会員登録時に3サービスの申し込みを頂くことが非常に多かったです。
-他にはどんな取り組みをされましたか?
新規開業の方向けの“無料相談ブース”を作りました。普段はテンポスのポロシャツを着ていますが、無料ブースに座るときはスーツで座るようにするなど、少し工夫しましたね。座っているだけで新規開業のお客様から声をかけて頂くことも多く、この取り組みも効果がありましたね。
-ホームページ作成の申し込みの獲得が好調ですね。
お客様にお話しを伺っていると、ほとんどの方がホームページを持たれていませんでした。そのため、営業マン一人ひとりの声掛け件数の目標を立て、「ホームページは持っていますか?」とレジでお声掛けするだけで、申込件数は2倍に増えましたね。
-なるほど。しかし、覆面調査の獲得件数は少ないようですね。
お客様が覆面調査を導入した時のイメージを伝えられていないからだと思います。導入することによるメリットなど、今後は、具体的に伝えるトーク練習に力を入れていきたいです。
-着座数は増えていますね。
(着座数とは、来店されたお客様に対して立ち話しではなく、着座してじっくりと接客をする事を指す)
着座するだけで、通常の接客時間よりも1.5~2.0倍、長くなる事が分かりました。じっくりお話を伺えるので、お客様の購入単価も上がります。実際に、今進めている案件ですと、無料相談ブースでの接客をきっかけに、内装400万、厨房150万、USENや、インターネット回線等の情報・サービス商品で20万円ほどの売上を頂きました。
現在のテンポスでの新規開業者の厨房・備品の平均購入金額は12万円ですので、着座接客をするだけで、購入単価は簡単に2倍にも、3倍にもなるだろうと感じています。
また、これまで情報・サービス商品のお客様一人あたりの売上は約3~5万円でしたが、これも着座接客することで、売上を20~30万円に上げることは難しい話しではないなと実感しています。
-今の課題は何ですか?
ホームページの作成にお申込み頂いたお客様のフォローが足りていないことです。ホームページを作るには、お客様による管理画面の登録や、写真・テキストの準備が必要です。しかし、メールが届いていることに気づいていない方や、写真を用意できなくてそのままにしてしまっている方へのフォローが必要です。
長期的な課題でいうと、『ドクター』としての知識が圧倒的に足りていないことですね。これは5月から人事部によるドクター育成研修と合わせて、店舗での指導に力を入れていく考えです。
終わりに
5月からオンラインのビデオ機能を使った、ドクターテンポス育成のための営業マンの研修がスタートします。商圏調査や販促サービス、看板・ファザード等の研修を行い、全店舗の知識・トークの底上げを目的に行います。1月から始動したドクターテンポス事業、試行錯誤の毎日ですが、一歩を確実に歩むことで、事業の確立を目指してまいります。
(広報 乙丸)