ベンチャーテンポス2018年3月23日
パラダイスに生きるテンポスの高齢社員をご紹介独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が発行する、65歳雇用推進事例集にテンポスの取り組みを紹介頂きました。
テンポスには「パラダイス研修」なるものがあります!
高齢者を対象とした研修ですが、自分に課題を与えて成長させよう、自分の人生は自分で決めよう、これらのテンポスの考えをもとに、今後の人生のプランニングを行ったり、「もっとこうしてみたい、こうしたらどうか」等お互いに意見を交換する2泊3日の研修です。
ちなみに、テンポスの全社員のうち60歳以上は25%、全体の4分の一を占めているんですよ。
実際に、テンポスで活躍する高齢社員の声もご紹介します!
テンポス新宿店勤務 木村さん(71歳)
全国販売員でもトップクラスの売上を持つ販売社員
-木村さんの元気の源って何ですか?
そうだなあ、若い人と接することかな。片道2時間半、群馬から通っていても疲れないよ。あとは、休日の土いじり。草取りなどで土をいじってると、これが癒されるんだよ。
休日は田舎で土いじり、平日は都会で仕事。仕事があるから癒されたいと思うんだろうし、仕事でたくさんの人に接しているから休日の土いじりがストレス解消になっているのかもしれない。どちらが欠けてもダメなんだろうな。年金がカットされるのはイヤだけど(笑)。
新宿再生センター勤務 鍋田さん(71歳)
-テンポスでは定年制がなく、リタイアするのも自分で決めることになっていますが、鍋田さんはどうお考えですか?
実は、昔から定年制について疑問に感じていたんだ。20代から定年制って仕組み自体がおかしいじゃないかって感じていたんだ。まあ人それぞれだから年取っても頑張りたい人、そうでない人、普通に働きたい人。なのに平等に65歳になったら、はいおしまいっておかしいよね。
もちろん、職人なら満足できる商品ができるまで一生現役で仕事を続けている人もいるんだけど、俺たちのように違う組織で違うことをやるのもいいもんだ。見分も広まるし、言ってみれば第2の現役ってとこかな。
テンポス新宿店勤務 経理 後藤さん(79歳)
-定年を経験されたということで、後藤さんにとって定年とは何でしたか?
私にとって、定年とは人生の折り返し地点かな。経理が自分の道だと考えてますから、定年後も自分の道を歩んでいきたいと思っていました。だからテンポスでお勤めできると決まった時はとても嬉しかった。
仕事で夢を語るだけならタダでいくらでもできますけど、現実は何かとお金がかかってきますよね。この歳になっても責任感を持って働かせてもらえるということはいいことだと思います。そして、それをきちんとこなせるのはとても気持ちいいです。家にずっといたら、まるで死ぬのを待っているようなものなんでしょうね。
私が働くことは、夫にとってもいいことだと思います。毎日二人が家にいると、お互いの欠点が目に付いちゃったりなんかしてね。
新宿再生センター勤務 中易さん
-仕事でのやりがいは何ですか?
自分の洗った作業台やシンクが商品として販売され「中古なのに、キレイだし、安いね」とお客様が満足していただけることに喜びとやりがいを感じます。
また、センター長や同僚から「良くやってくれるね」と声を掛けてもらえることが嬉しいです。前向きに明るく、楽しく仕事をさせて頂いています。テンポスは和気あいあいと楽しく働ける職場です。
-現在、69歳と聞いています。大変なことはありますか?
年齢を重ねると、大変なことも多いですが、年齢を言い訳にしてはだめですよね。毎月100台~130台の板金類の洗浄の目標が与えられますが、前よりもすこしでも多く、丁寧に数をこなせるように日々、工夫しています。
たまに「作対比120%の作業台の洗浄をこなせるようになりましょう!」と上司から言われた時は、たまげてしまうけどね!笑「俺は、そんなに若くないよ~」って。