お知らせ2017年11月29日
「厨房って料理人の工夫、知恵がいっぱいあるんだよ。だから、いっしょにお店作りができて、料理人から“握手”を求められた時がうれしいねぇ~。」先月はついに新宿の黄さんを抜いて、個人成績で全国第1位になりましたね。勝因は?
たまたま、先月は店に3人しかいなかったんで数字が増えただけですよ。
それだけじゃないでしょ?
まあ、100万円以上の案件が6件まとまって納品できたのは大きかったね。そのうち4件は1年前の案件だったから、予定通りいかないのがプラスになったってことかな。
厨房機器の商売って、すんなりと決まらないものですか?
やっぱりね、良い物件が出てこないとか、開業資金で困っているとか、お客様もお店を出したいんだけど、なかなか思い通りにいかないよね。
そういうなかで、お客様との間で何か気を付けていることありますか?
やっぱり商品を搬入するときですね。この前チョコレート屋さんにショーケースを搬入したときなんて、「え、加藤さん来たの?」ってお客様のほうがびっくりしてたけど、行ってよかったよ。
何かあったんですか?
現場って予定通りには進まないよね。現場調査した時は入る計算だったんだけど、実際に搬入となるとどうしても角が曲がらないとか、なかなか思い通りにコトは進まないよ。最終的には入るんだけどね。お店のオーナーもどうなるんだろうって、心配で冷や冷やだよ。
そういうときってどんな心境なんですか?
入るか入らないかは経験でだいたいわかるから。最後は絶対に入れてやるという「覚悟」で仕事をしているか、ということかな。そこでお客様を不安にさせてはいけないと思うんだよ。
確かに、この人大丈夫かな?と思われた時点で場の空気が気まずくなりますからね。
あと、現場で追加工事をしちゃうこともあるよね。
予定外の工事ですか?
そう、現場でストッカーにキャスターを付けるなんてよくあるね。厨房って料理人の工夫というか、知恵ってのが集まっている場所だと思うんですよ。だからこの厨房はどんな工夫をしてるんだろうか?という視点で仕事するようにしています。
なるほど、ただ商品を運ぶだけじゃない、加藤さんのような現場力がテンポスを支えているんですね!
加藤さんの得意な商品、たとえば冷凍ストッカーを販売するのが得意、とかありますか?
別に、そういうのはないけど、ざっくりした性格だから、細かい商品は苦手かな。それより大型商品を販売するときに「いっしょにお店作りをしましょう」という気持ちでお客様と接するようにしています。これから店を始めようとしている人は何かと心配事が多いと思うんですよ。なかには清水の舞台から飛び降りる心境の人もいるでしょう。
人と一緒にものごとを考えるのが好きなんですね?
その結果喜んでいただいて、お客様から握手を求められたとき、この仕事やっててよかった、って思うんだよね。
加藤正明さんといっしょにお店を作りたい方は下記までご連絡ください。
【お問い合わせ先】
テンポスバスターズ仙台店
〒984-0003
宮城県仙台市若林区六丁の目北町3-1
TEL:022-288-0348 FAX:022-288-0349
(取材、文・広報 谷口)