2023年09月25日

テンポスは1000億企業を目指すと言い続けて三千里。ようやく500億が見えてきた!

皆さんこんにちは。広報のDANです。今回は9月18日に実施されたテンポスグループ役員研修に参加したレポートをお届けします。研修のテーマはテンポスグループの成長戦略、イノベーションと企業家精神、RKT―1の重要性と徹底について等、大きく3つのテーマで実施されました。今回は「テンポスグループの成長戦略」についてレポートいたします。

役員研修とは

グループ会社11社の社長・幹部が集まり「人間をつくる」「成果を上げる」の観点から実践的な研修を行う。
10月からグループ入りするヤマトの前期末の年商は68億円。仮に今年もこれくらいの業績になると想定した場合、今期はその内の6ヶ月分の35億円がテンポスグループの業績に反映されます。すると、現在のテンポスの通期売上予算は350億円。これにヤマト35億円を加えて年商は400億円を射程に!
来期以降は、ヤマトの年商12か月分がまるまる加わることや、テンポスバスターズをはじめとした事業会社の成長を加味していくと、テンポスグループ500億円が見えてくるのです!
研修では、事業会社の責任者にどれくらいの売上アップを見込んでいるか、社長の森下が投げかけました。

テンポスバスターズ

今期190億→来期210億(プラス20億円)
店舗展開と平行して、ネットでの販売戦略を強化。
世界の流れはリアル店舗で購入していた人がネットで買う時代、バスターズも店舗に来なくても、たとえばzoomで商談ができるような時代になります。3Dでレイアウト化して商談をネットで完結できるインフラを整え、様々な顧客の要望に答える。
ちなみに、バスターズの遠山部長いわく、来期は+30億円の売上アップ!と答えましたが、森下より「お前は、俺に似て盛りすぎる!」との指摘で+20億の想定に着地。

テンポスドットコムの戦略

今期38億→60億円(プラス20億円)
テンポス新宿店の商品数は8600点あるがドットコムはさらに上の100万点の品揃えを目指す。リアルでは絶対にできない圧倒的品揃え実現する。検索の仕方も「江戸時代の食器」「明治時代の名器」等、素材、業態、用途、様々な角度で検索できるようにする。「百科事典型検索」の実装を目指し、顧客の要望に応えられるようにする。最終的には、飲食店経営に関わることで何か相談したいときにボタン一つで相談できるようになる。
ここでも森下から「+20億の売上アップ、すんごい勢いだな~ほんとうか!?」と指摘が入るも、責任者の品川社長は「はい!」と+20億に着地。

ディースパークの戦略

今期15億→来期20億(プラス5億円)
現在600人の人材派遣を行っているが、3年で、外国人派遣も入れて2000人規模の派遣に増やしていく。国内外問わず様々なアライアンスを検討、実施していく。
このように、鼻息の荒い幹部ばかりなので、子会社の成長やヤマトの売上、M&Aなども加味すると、テンポスの年商は来期には500億円近くになる想定となります。来期の数字目標を発表する子会社幹部を、取締役管理部長は冷ややかな目で見ていましたので、通期決算発表の際にどんな業績予想を出すかどうかは、テンポスのIRページが更新されるのを楽しみにしててください。
1000億円企業を目指すための第一歩。テンポスグループにご期待ください。