毎月行っている幹部社員向けの役員研修では、一日の中で何回もグループワークを行います。なぜならテンポスグループとしての統一見解を作っていくことが大切だからです。
また、社長の森下は次のことを役員研修参加者に学んでもらいたいと言います。

• テンポスグループの方針
• ものの考え方
• 人の使い方
• 経営判断
• テンポス精神
• グループ会社との横の繋がりをつくる

でも、これって、オンライン研修でもできてしまうわけです。なぜわざわざ対面の集合型研修にしているかというと、

• 人から話をきいたら“すぐに”自分の意見を言えるようになるため
• （すぐに、が重要。じっくり考えて意見を言うのは簡単）
• 相手の表情が分かるから、人間関係が厚くなる
• グループワークや、コンパ（飲みながら会社について語る）を通して仲間を作る
• 目の前の優れた人から、良い影響を受ける

このような狙いがあります。

ひっくり返していうと「“すぐに”意見を言えない」、これがテンポスグループのレベルなんだということを、この記事を通して公開してしまっているので、ちょっと恥ずかしいのですが、当社の主力市場はコロナ禍で苦しむ外食業界にも関わらず業績を伸ばしている。一方で、社内では役員・幹部社員を「人をつくる」「成果をあげる」の観点から研修を通して人を育てている。これが今のテンポスグループの姿なんです。