全社員へ2024年08月20日

世の中に老害は無いが、ベテ害はある

定年制が無いので、現場指導に30歳前後の本社スタッフが行くと、

60~70の人、40代でも、10年以上勤めているベテランが改革の抵抗勢力になっている。

今までやって問題なかったから、若い奴らの言うことなど聞けるかよとか、

お前らテンポスを知ってるかよ、と言う気持ちが体の中に染み透っている。

20代店長が6人、エリアマネージャーにも20代がいる。

殆どの店長が30代

グループ会社の社長、役員は90%が30代

こうなると、年寄りの抵抗勢力が、改革の害になる。

言語能力と判断力と論理性の低い人は、短絡的に老害と言うが、

出来悪い若者を、若害と言わないのは何故だ。

一括りの仕方、つまりクルーピングに問題がある。

20代以下と65歳以上の自動車事故の発生数ではなく、運転している実数比率で見ると、

20代以下の方が事故比率が高いから、若害と言って免許証返納させようとは言わない。

世に老害叫ぶやからは、判断力の無い人である。

我社に話を戻す。

改革を嫌って高齢者が害になるのではなく、改革を嫌うベテランが害になるのだ。

創業26年の若い会社だから、社歴15年過ぎたあたりからベテランになり、

年寄りだけでなく37~38歳の若いベテランが、改革の抵抗勢力になり、

害を及ぼす人が出てくる。

若い本社スタッフが店頭指導に行くと、ベテランの中には高いところ目線で接して、

言うことを聞くどころでは無い人が出てくる。

ベテラン害→ベテガイということにする。

ベテガイ認定する。

判定員  店舗政策担当、商品部員、人事担当、店長

0~4点1点でも該当したらベテ害認定

判定基準

1 言うことを聞かない 言われた通りやらない

2 今までのやり方を主張して、抵抗する、逆らう。

3 マイナスストローク、会社、上司、店、同僚の悪口を言う

4自分かって、微妙にルール無視。時間に遅れる、約束を破る、人の物を使う。

この程度判定は日頃の言動を見れば、臨店しなくても机上で判定できる。

店毎のベテガイ認定者一覧表を作り、ワースト順位を発表

提出期限3日後

ワースト10名は、シベリアに抑留して、椎茸取りをさせる。

個人面談して、自覚させる。ボーナス評価の度に伝える。

一年でベテ害一掃する。

森下 篤史