「もっと役に立ちたい」と、販売から内装業界へ志願
2004年 新卒入社
(株)スタジオテンポス
福田 光一
私は2004年に新卒で入社しました。最初は、川崎店の配属となり、3年働いた頃、池袋店のスタッフとなり閉店するまでテンポスバスターズで8年間働いた後、スタジオテンポスへ自ら志願し移籍しました。
オレって、存在薄いの?
厨房機器を販売していた当時はわりと自由に納品に行かせてもらっていました。でも、ある現場で壁の材料とか知らなくて、お客様に聞かれても答えられないもどかしさを感じたんです。
厨房機器の販売はお客様の開業をサポートする大切な仕事です。でも、そのお客様が活躍することになるお店全てに関わっていない自分が悔しかったんですね。
テンポスバスターズで働いていると内装工事も頼みたいというお客様がいらっしゃいます。当時は協力業者さんに仕事を紹介していました。
ところがオープン準備が進むにつれ、最初に声をかけてくれたテンポスバスターズの福田よりお客様は内装業者さんとどんどん仲良くなっていくのです。「オレって、存在薄いの?」本当に悔しかったんですよ。
ものすごく役に立ちたいんだよ
当時は、厨房機器の販売に比べて、内装会社はお客様とお会いする回数は多いし、関わる時間もすごく長い。それで、当時の自分は、お店の心臓部である厨房機器だけでなく、もっとお店全体に関わっていきたいと思いました。
テンポスの仕事は飲食店を開業するお客様の役に立つ仕事です。私は、役に立つんだったらものすごく、思いっきり役に立ちたいと思ったんです。それで内装工事に目が向けてスタジオテンポスに移籍することに決めました。
内装の刃に磨きをかけるんだ
内装と建築は分野が違いますが、飲食店の内装にも建築の知識が必要だと思ったので、まず建築施工管理技士という資格の試験勉強を始めました。受験資格がある(実務経験が必要)ので資格が取れたのは一昨年でした。
この資格はスタジオテンポスに必須ではありません。しかし、こういった勉強をすることで取引業者さんと話す内容は増えるし、現場でいろんな人を使えるようになりました。
テンポスバスターズを利用するお客様の多くは、独立開業する方ではないでしょうか。そういう方は自分が調理場に立たれます。だから厨房機器に詳しくないと話が進まない。一方で料理をたくさん作ってきた人には建築や内装のことが分からない。だから私は施主さんが立つ厨房のレイアウト設計から始めて、椅子とテーブルもコンセプトに合わせて決めていく。
テンポスバスターズで8年間働いて得た厨房機器に関する知識と経験、それに加えてスタジオテンポスで空間づくりのアドバイスができるようになって、お客様の役に立てていると、少しずつ自信も付いてきました。
私は、内装を学びたいと思ってスタジオテンポスに異動しましたが、興味を持つ分野はヒトそれぞれ。テンポスには個々の思いを実現するいろんな場所がある会社だと思います。