飲食店プロデューサー

テンポスが「ドクター」に踏み出した瞬間を知る男

2016年 中途入社
(株)テンポスバスターズ

柳澤 佳広

社内報2019年11月号

「Dr.テンポス」でテンポスが変わる予感

これまで単なる中古厨房会社だったテンポスが、飲食店開業を応援する会社になると聞いた時は、本当にできるのかな、と半信半疑でした。
ただ、2018年頃から会社の方向性が、一気に「ドクターサービス(飲食店開業支援)」に向き始めた時、私はそのサービスの立ち上げに携わらせて頂くことになったんです。

点と点と繋げていく

当時、ホームページを無料で作成したり、物件探しや資金調達をお手伝いする等、それぞれサービス自体は立ち上がっている状態でした。
ただ、それが点と点の状態で、包括して提案するところまで出来ていませんでした。

そこで、2ヵ月間、店頭に立ち、飲食店様にどんなタイミングで、どんな話をすれば、サービスに興味を持ってもらえるかテストを繰り返しました。
「一歩目クーポン」から話した方が良いか、それとも「ホームページ作成」から話した方が良いのか、話す順番やトーク内容を検証して、最終的に全部のサービスを紹介するトーク集を完成させました。

そのトーク集を使い、現在、ZOOM研修で全国の従業員、260名は毎日1時間、トーク練習をしています。
私もトーク集を作った後、店舗に異動したので、今は、私も研修受講者として参加しています。トークは日々、ブラッシュアップされていますね。

飲食店様に信頼してもらうには

「飲食業のことをよく分かっているな」と感じてもらう事が、大切だと思います。特に、「販促とは」「売上を上げるとは」といった飲食店経営の全体像から話しを始めると、お客様も話をよく聞いてくださいます。
ただ、お客様が100人いれば、100通りの反応がありますから、トークをもっと磨いていきたいと考えています。

サービスを利用してもらい、厨房機器が売れる

今、テンポスでは、「無料ホームページ作成」「無料オープン告知ポスター作成」等、様々な飲食店開業時のサービスを展開しています。
これは飲食店が5年で約半数が潰れてしまう厳しい業界だからこそ、少しでも長く続けられるようにとテンポスが始めたサービスなんです。ただ、これは私たち営業にとっても強い武器になっていて。この「無料サービス」という切り口があることで、厨房機器だけでなく、看板工事を受注する等の成果にも繋がっています。
今後は、もっと「Dr.テンポス」のサービスを活用し、営業活動に活かしていきたいです。