給与・ボーナス支給の
考え方

2021年7月、賞与支給と給与改定が行われました。グループ全体(あさくま除く)の昇給率は平均2.6%、テンポスバスターズに至っては業績好調のことから、昇給率はベースアップも含め6.9%となりました。

テンポスの賞与は公開制

創業以来、テンポスの賞与は公開制。説明がつかないことをできる限り無くし、会社の成長に貢献してくれる人をなるべく公平公正に評価したいと考えているから。また、賞与額だけでなく評価方法も公開し、賞与支給時は評価方法も含めて説明する。

5本指の指標

賞与や給与改定額を決めるとき、もとになる数字は「一人当たりの営業利益」です。その数字をもとに、全体の支給額が決まり、個人の金額が決定します。
賞与や給与改定額を配分する時の考え方として、「5本指の指標」があります。今まで会社としては成果主義に基づき、実績を上げるほど賞与や給料が上がる評価が良いと考えてきました。
しかし、2年ほど前に、テンポスやあさくまの幹部社員および店長100人近くに、どんな評価方法が良いか聞くと、ベンチャー精神のもと成果主義で評価される働き方を望む従業員は、一握りだということが分かりました。従業員の多くは安心・安定の中で働くことを望んでいたのです。そこで、給与総額を分配する時は、上位実績者と下位実績者の差を大きくする一方で、中間層への分配を厚くしていきます。
飛び抜けて高額ではないけれども、安定的に賞与や給料が支払われるということです。

従業員の中には、「激流コース」で働きたい人もいます。そのため「激流コース」で成果を出せば、待遇は特別高くなる評価となります。ごくわずかな激流社員で会社を運営していきます。会社の未来を作るのは激流社員で、形が出来たら、安心・安定の中で働きたい従業員に引き継ぎながら会社を発展させていきます。

これからのテンポス

給与総額は、中間実績者への分配を厚くし、安心・安定して働ける給与体系へ

5本指の指標
5本指の指標