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ちょっとした工夫で客単価アップ

2017年04月24日

外回りの営業をしていると、飲食店のオーナー様はもちろん、

酒販店様、コンサルタントの方など、たくさんの人とご縁があります。

その中で、教えて頂いた、客単価アップのちょっとしたポイントについて

ご紹介したいと思います。



価格の基礎、価格の決め方


基本的な価格の決め方ですが、まずは、近隣地域の市場調査をしましょう。

●焼き鳥1本いくらで提供しているか?

●1本あたりのポーションはどれぐらいなのか?

●クオリティーは高いか低いか?等を基準に、

同業店や客単価が近いお店を中心に調査をします。


そして、地域の相場に沿って価格を決めていきます。

なるべく相場よりも安く設定することを心掛けますが、

それが出来ない場合は、クオリティーでどのように

差別化できるかをしっかりと考えましょう



客価格をアップするための方法とは


客単価をアップさせるためのチャンスはたくさんあります。


例えば、オーダー時に、「お勧めは○○ですが、いかがですか」

という声掛けであったり、中間バッシングの際に、お客様のグラスが

空いていれば、「お飲み物のおかわりはいかがですか」といったような

声掛けです。


このように、接客を少し変えるだけで、すぐに客単価のアップさせる方法も

あれば、料理やドリンクに付加価値をつけて客単価をアップしていく方法が

あります。


料理自体の単価をあげるためには、料理の盛り付けや演出を工夫したり、

提供時のパフォーマンスを変えてみたりする方法から、料理のポーションを

下げる代わりに、食材原価をかけるなどでして、客単価をあげていく方法が

ありますね。


このように、ちょっとしたアイディアと工夫で客単価をアップさせる事ができるのです。



客単価アップアイテム、果物


ドリンクはフードよりも原価の縛りを受けやすい商品です。

しかし、ドリンクの販売戦略によっては、売上アップの鍵にもなります。

 

手軽にできるドリンクの単価アップとして、果物は非常に役に立つアイテムです。

例えば、普段提供しているドリンクやサワーに果物を載せるだけでも

効果が違います。女性であれば、飲み物としてではなく、別腹のデザート

感覚として頼む方も多いでしょう。


果物も生のものではなく、冷凍の果物を仕入れといて、必要な数だけ

解凍して使うのであれば、食材のロスやオペレーションの手間も負担も

それほどおもくありません。

 

実際にドリンクメニューを工夫しているお店を調べてみると・・・

 

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①おじんじょ(東京都渋谷区恵比寿)

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生レモン酎、瀬戸田のレモン塩de酎、オヤジの麦レモン酎、

シャリっと!!レモン酎、レモンチェッロで酎、

ミント香るレモン酎等、6種類のレモンサワーを提供。

レモンサワーの名物店として、お客様に親しまれているお店です!

おじんじょ口コミ(←クリック)


 

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②ポークマン(神奈川県茅ケ崎市)

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サワーの氷代わりに、フルーツを丸ごと凍らせてていれている

「氷結サワー」が人気です。季節に合わせて、マンゴーやレモン、

パッションフルーツ、フルーツトマトを使用しています。


店員さんから「氷結サワーオススメです!」と言われて、

「え、それ家で飲むサワーじゃん!」

と勘違いした飲んでみた知人も、びっくり。すごく美味しかったようでした。

 

ポークマン(←クリック)


サワーだけでも、他にもたくさんの事例がありますので、

是非、皆さん、お店に食べに行かれた時は、チェックされてみてください。

 

テンポスでは、ドリンクの提案として、ビールメーカー様や

酒販店様のご紹介もしております。是非、お近くの店舗まで

お気軽にお声がけ頂ければと思います!

 

テンポスバスターズ一覧(←クリック)


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