
日経MJ『飲食業2016年度ランキング』が発表されました

店舗清掃アンケート調査

立ったり、しゃがんだり、ぶつかったりする厨房には原因があります。
そこで、今回は厨房のレイアウトについてご紹介したいと思います!
厨房のレイアウトはおおむね4つの種類に分けられます。
直線型、L型、2列型、アイランド型です。
通路幅が550〜750mmであれば直線型のレイアウト、
通路幅が800〜900mmと余裕があればスタッフが
背中合わせで調理ができるので、
2列型のレイアウトにも向いています。
厨房のレイアウトは直線型にする等が
決まれば、次は厨房機器機器の配置を
考えます。料理工程の流れに逆らわない
ように動線を考えていきましょう!(上画像参照)
ポイントは、配膳と下膳を行ったり来たりと
交差しないようにすることと、ドリンク場を
独立させることで、動きやすい厨房になります。
繁盛店の厨房レイアウト 実例紹介!!
最後に、いくつもの繁盛店を生み出してきた
(株)絶好調の新業態「肉ビストロ灯」の
厨房レイアウトをご紹介したいと思います。
入店してまず目に入るのが、
肉ビストロを象徴する塊肉が入った
ショーケースです(上画像左)。
そして、テーブル席に向かう途中に、
豪快に調理する肉の臭いや
シズル感を感じることができる、
炭焼き機(上画像右)を配置しています。
入着席の動線に合わせて、
キッチンのライブ感、を
演出する厨房レイアウトですね!
メインである炭焼き場(特注のグリル)を決めた後は、
炭焼き場に沿って焼き場のラインを揃えています。
焼き場ラインの真後ろには、盛り付け台があり、
スタッフ一人一人の「調理→盛り付け」の動線が
確保でき、スタッフ同士が鉢合わせになるのを防いでいます。
中央の盛り付け台の上には、照明と食器置き場を
兼用した吊り戸棚が設置されていました。
厨房には入り口が3つありました。
画像が小さくて申し訳ないですが、それぞれ、
(a)がドリンク通路、
(b)が料理の提供通路、
(c)が下膳のための通路です。
提供と下膳の動線は交差させず、
ドリンク場は「調理→盛り付け→提供」の
動線から独立させることで、、
料理をスピーディーに提供することができる
厨房レイアウトになっています。
簡単ではありますが、以上となります!
「肉ビストロ灯」では、動線を使った、
肉の演出と、料理の提供スピードを意識した
厨房レイアウトになっていました!
厨房についてのご質問がございましたら、
書くテンポスバスターズへお気軽にご連絡ください♪
事例店舗情報
株式会社絶好調
肉ビストロ 灯
東京都新宿区西新宿7-16-13 2F
[飲食店繁盛研究所]