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飲食店の入店時の印象と満足度の関係とは?

2016年11月21日

水曜日の夜。

仕事帰り。

 

今から行く焼肉屋は、今、ちょい飲みで人気の店だ。

1人でも入店しやすいと、事前に調査済み。

 

一刻も早く胃袋を満たしたいと、はやる気持ちを抑えて、さぁぁ、いざ、入店!

 

 

 

でも、あれ?

 

誰も僕の入店に気づいてくれない・・・

 

あ、キッチンの人と目があった、「早く案内してくれー」と視線を送るも

 

キッチンスタッフ厨房に戻る(えっ!?Σ(・□・;)

 

こちらから声をかけるか。

と、もう一歩店内に入ったところで、

やっとホールの人が気づいてくれた。

 

やっと食事ができるとおもったら

「お客さんですか????」と、まさかの一言

 

(えっ!?Σ(・□・;)

 

「はい、お客です」と言ってやっと席に。。。。

(業者に見えたのかな?)

 

料理もサービスも良かったけど、

なんだかなぁ・・・

もうこの店には行かないかなと

おもった体験でした。

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↑↑↑↑

 

これは、テンポスの寂しい独身社員の体験です。

 

飲食店にとって、入店時の接客はとても大事だと言われていますよね。

 

覆面調査で入店時のチェックを徹底しているお店も多いようです。

 

テンポスで扱う「飲食店専門 覆面調査サービス」のデータより

入店時とお店の満足度について調べてみました。

これは、40店の飲食店を展開する飲食店さんの覆面調査の結果です。

 

200点満点の覆面調査で、40店舗のうち、点数が良い上位5店舗、下位5店舗を見比べてみました。

 

すると、入店時の点数のパーセンテージが高い店ほど、再来店意思、紹介意思の%率が高く、

 

入店時のパーセンテージが低い店ほど、再来店意思、紹介意思%が低いことが分かりました。

 

 

なぜか????

 

「人は第一印象で決まる」とよく言われていますが、

 

 

これは、心理学の世界では「初頭効果」と言われています。

 

最初の印象が良ければよいほど、その店の印象は良くなります。

 

反対に、最初の印象が悪ければ、その後いくら良いサービスをしても、最初の悪い印象が強いため、なかなか印象は良くなりません。

「初頭効果」を高めるためには、先手必勝に限ります。

 

お客様より早く挨拶をする、ドアを開ける、声をかけるようにすれば、初頭効果は高まります。

 

お客様と出会って3秒、

 

いや、1.5秒!

 

お客様に良い印象を与え、お店のリピートに繋げていきましょう!

 

 

ちなみに、テンポスでも飲食店のお客様に、覆面調査をして頂いています。

 

テンポスバスターズスタッフの

電話対応は良いか、

挨拶は良いか、

入店の対応は良いか

 

をチェックして頂いているのです。



お客様からの厳しい意見、たまにお褒めの言葉をもらいながら、日々精進中です。

 

 

これからも、覆面調査は続けていきますので、

こんな、対応が喜ばれた!

そんな情報をこのブログでも発信して

飲食店のお客様のお役に少しでも立てれば幸いです。

 

 


今回は、初頭効果のお話でしたが、


12月5日(月)は、初頭効果の反対「親近効果」についてです。


お楽しみに!

[飲食店繁盛研究所]

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