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今すぐ変えたくなるメニュー改善のポイントって何?

2016年09月30日

メニューブックはお店の売上をコントロールする大事な営業マン。
今回は、テンポス情報館の小川さんにメニューブック作成のポイントを聞きました!


メニューブック改善のポイント


①まずメニューブックを変えてどんな店にしたいのかを決めよう

・今より客単価をアップしたい
・回転率をあげたい
・リピート率をアップさせたい
・人件費・食材ロスを削減したい
・利益率をあげたい

まずはお店をどんなふうにしたいのか考えることからがスタートです。


②お店のメニューを分析しよう

お店のメニューを下記の4つに分類してみましょう

・スター  =お客様から大人気で、なおかつ収益性の高いメニュー
・馬車馬   =お客様から大人気メニューだけど少し収益性が低いメニュー
・悩みの種=収益性は高いんだけどお客様からは人気がないメニュー、出数が少ないメニュー
・負け犬   =収益性も低くてお客様からも人気がないメニュー

上記のイラストの図を使えば、どんなメニューが良く出ていて、お店の収益源のメニューは何なのかが分かってきますよね。

全メニューアイテムを一度に分析するのではなく、カテゴリーごとに分析することで、より対策が打ちやすくなります。


③分析した結果を最大限に発揮しよう

現状のメニュー分析が終わったら、いざメニューブックの実践へ。
メニューブックの写真はプロに撮影してもらうことをお勧めします!

売上アップの方程式
メニュー分析×プロの撮影 です!




メニューブック実践編!海鮮居酒屋さんの実例紹介


「魚好きにはたまらない」と評判の”海鮮料理 鮨 魚丁天”を運営するのは、有限会社アップロウの代表取締役社長、安室さんです。

現在、東京都品川区と大田区に”旬魚旬菜 まかないや”を2店舗、”くずし懐石と季節料理 DARUMA””魚丁天”の計4店舗を運営されています。

”魚丁天”の課題は、来店客の層を広げる事でした。


以前の入口看板は手書きのお品書きを置いているだけでした。そのため、本格寿司店の印象が強く出てしまっていたこと、さらに、店舗は地下のため店内の様子は外からは分からないこともあり、サラリーマンの会社帰りの利用はあまりされていませんでした。


しかし、サラリーマンの利用が少ないのはもったいない。魚丁天さんは”京急EXイン”というビジネスホテルの地下にあり、ビジネスマンの需要はもっとあるはずです!!

そこで、変えたことが2つ。


①入り口前の手書きの黒板看板をLEDの看板に変更。

魚丁天さんの売りは、コスパの高い刺し盛り890円。お店のスターメニューである刺盛りの料理写真と価格をメインにLED看板に載せました。


②店内の手書きのメニュー表も、写真入りのメニューブックに変更。ビジネスマンの方にも普段使いしてもらえるようにと、寿司や刺盛り以外の、おつまみや肉料理なども写真をふんだんに使った構成に変更しました。


これにより、


結果、平日のフリー客の増加、居酒屋需要アップによるリピート客の増加に繋がり、安定した収益の確保に繋がっています。


如何でしょうか?


今回ご紹介したのは、メニューブック作成のポイントのほんの一部です。

テンポス情報館では、飲食店様のメニュー作りをお手伝いしております。

ご興味のある方は、是非こちらにご連絡ください。


テンポス情報館

TEL:0120-945-149(小川)

テンポスのブログをみたとお伝えいただくとスムーズです。


*注意点*

直接お会いしてご説明できるのは一都三県です。

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