2023年01月17日

【役員研修】グループ戦略<イノベーションと企業家精神を学ぶ> - ベンチャーテンポス

1月9日、2023年1月度の役員研修が行われました。
役員研修は、グループ会社11社の社長・幹部が集まり「人間をつくる」「成果を上げる」の観点から実践的な研修を行なっています。

昨年末、幹部社員やぐるなび出向者の参加者を増やすようにと社長から指示があり、今回より関西エリアマネージャー(テンポス社員)、外販部隊の責任者(ぐるなび)、店舗開発担当者(ぐるなび)の計3名が加わりました。

ぐるなび出向者も、これで6名になりました。もちろん、広報担当の出向者である私は、幹部としてではなく、テンポスグループ全体の動きを捉え、広報活動に活かすために参加しております。
研修内容では、今年から「イノベーション」をテーマに、研修参加者による講義とその内容に対する討論が加わることになりました。なんだか難しそうです。

森下社長のお話は、年の初めという事もあり研修目的の再確認からスタートしました。
「役員研修を通して自分が何を勉強するか?何を勉強してもらいたいと思っているか?この二つの観点から5つ程度を書き出す。わざわざ集まって研修をしている事も考えて欲しい」

各自で考えを整理して、グループごとにすり合わせた上で発表が行われました。
各グループの発表では、

  • 会社の方針(グループ戦略)の理解
  • テンポス流経営学の習得
  • 業務の手法(成果を上げるゴール設定と業務分解、RKT-1)
  • 実業家としての経営判断基準を身に着ける
  • 人としての物の考え方
  • 経営者として人の使い方
  • 新規事業の案などのディスカッションを通じて知見を広げる
  • テンポスグループシナジーを生み出すためのコミュニケーションの場

など、どんどん意見が出てきます。

ここで、森下社長より集合型研修である理由について認識の統一がありました。
その理由は三つあります。
一つ目は、話を聞いたら、その場で「直ぐに意見を言えるようになる」ため
二つ目は、「目の前にいる優れた人」から良い影響を受けるため
三つめは、「仲間(人間関係)」をつくるため
こういった狙いがあるわけです。
グループ会社といえども各社のトップが集合し腹を割って意見を言い合える場ってそうそうないですよね。また、これから研修参加者が増えることにより、この集合型研修の価値はさらに高まるのではないでしょうか。

続いて、「成果を出すためには何をすべきか」という軸でグループワークが繰り返し行われました。

  • 言われた通りにやるのと自分で考えてやるのでは、どちらが成果は上がるか?
  • 自身に経験が無いことをやらせる社長の役目とは?
  • 飲食店経営は難しい仕事か?(定型化できる業務は難しいと言えるのか?)

これらが、イノベーションを学ぶにあたり、重要な意味をもっていることを後で気づかされます。

そして、「イノベーションと企業家精神」の講義では、初回担当の営業本部長より第1章、2章を解説し、その内容に合わせ、「自社のイノベーション」というテーマでグループワークを行いました。
最後は、恒例のコンパで終了です。テーマは「良い会社とは(従業員、経営幹部、株主、顧客)」

新年1回目の役員研修はとても密度の高い内容でした。みなさま、お疲れ様でした。

(広報担当 山崎佳人)