製氷機が故障した?!
飲食店の厨房機器に欠かせない業務用製氷機が突然止まったり、庫内製氷皿に水がたまったりする場合があります。
その場合は、修理依頼をかけメーカーからのメンテナンスをしてもらいますが修理代金がお客様負担になりケース(機械の欠陥ではない場合、保証期間が切れた場合)もあります。
せっかく購入した業務用製氷機が動かなくて困ったあなたに「修理手配までに不具合のチェックポイント」をまとめました‼
原因① 製氷能力が落ちた気がする
業務用の製氷機は、大きさこそ様々ですが機械の大きさにかかわらず、購入した時より「最近製氷能力が落ちてきたなぁ」と思ったらフィルターから確認しましょう!
製氷機のフィルターは機械の下部についてある場合が多いのでほこりがつきやすいです。正常な運転ができるためには定期的なフィルター掃除が必要になります。
たった10分でできるフィルター掃除をしてないと排気の循環が悪くなり製氷能力が落ちてしまう可能性が高いです。
正しいフィルター掃除の手順としては、
⇒機械室のカバーを外して製氷機のフィルターを取り外します
⇒中性洗剤などを使ってフィルターが破れないように掃除します(洗剤が落ちるまで)
⇒完全に乾かしたフィルターは取り外しの逆順に取り付けしましょう!
フィルター掃除以外にも考えられる原因としては給水の温度です。
ビルの屋上に設置された水タンクが夏場になると日光でタンクの温度が上がる場合があります。製氷機に繋がっている給水の温度が上がってしまうと製氷能力が落ちます。
もちろん給水だけではなく厨房内の温度が上がると製氷機にも影響が与えられるので、厨房全体の温度を下げるのも重要です。
この場合は、機械が壊れたわけではないので修理依頼をかけてしまうと出張費用および作業費用が発生しますので気を付けてください‼
原因② 製氷機庫内の製氷皿に水が溜まる
いきなり製氷皿に水が溜まったりする場合があります。その時まず確認するところは排水です。
製氷機は給水と排水が必要な機械です。機械に水が入って氷を作り、作った氷を保存できるのが製氷機ですが使い切れない氷が溶けてしまうと本体と繋がっている排水ホースから水が流れます。
排水の勾配(水平面に対する傾きの度合い)がしっかりとれてないと排水口まで水が流されなくなり逆流する場合があります。
流れなくなった水はそのまま製氷皿に溜まってしまい氷を使えなくなります。製氷機の排水口が離れたところに設置されたり、排水ホースが動かされたりすると発生しやすいです。
あとは、排水の元が詰まったり(グリストラップの中が詰まる)する場合があるので定期的な掃除が必要になります。
これ以外の製氷機の不具合の原因はいろいろありますが、修理依頼前に自分でチェックできるところはチェックして修理金額を抑えましょう
テンポスではメンテナンス事業部があり各種メーカーの機械の修理依頼も承っております。
機械の不具合により修理依頼・商品入れ替えなどお気軽にテンポス新宿店にお問い合わせください‼